■いろいろいろいろ乱買積読してますが、ここ1ヶ月くらいのTRPG関係の書籍はというと、ルールだけ見ると「ダブルクロス2」「ガープスユエル」「無限のファンタジア・フロンティアライン」「エンゼルギア」ってとこですか。やりたい、という前に、ルール解析…
1:回答、宜しくお願いします!まずはあなたのHNを教えて下さい。 はるを。ないしは、はるを@浅川河畔スタジオ。一部地域では本名を名乗っていたり、浅川かはん、という名前でいたりしますが。 2:これは、何年何月何日現在のあなたの回答ですか? 平成…
■ときおり自分の文章を読み直してみると、えらそーだなあ、というのがよく見つかる。お金もらってる仕事のほーはろくにできねーくせに(苦笑 っていう自分が確かに存在している。日常生活の鬱憤をぶつけている部分はなくはないのだろうけど、どちらかという…
■シナリオ記法って実に壮大なテーマなんだけど(w なかなかまとまった時間をとれないのでちょっと小分けにしていきます。今回は、TRPGにおいてシナリオ記法ってどういうものだったのかしら、という個人的分析なお話。■かつてダンジョンを探索することがTRPG…
■とりあえず今期は、「おねがいマイメロディ」と「ふしぎ星のふたご姫」をチェックしていたりする。自分がアニメヲタクなのかどうかはいまいちよくわかんないのだけど、いつの間にか子ども向けアニメというジャンルの作品しか受け付けなくなりつつあったりも…
■月夜埜綺譚の完売を記念して、オンラインかオフラインかで一見さんゲスト大歓迎のセッションを行います。 *1オフラインの場合は、神奈川県川崎市付近(秋葉原や新宿、横浜などになる可能性もあります)で行います。時期は9月下旬から10月上旬予定。あと…
■以前にも述べたとおり「物語やるTRPG」は、プレイヤーが物語を自覚的に発見していく、ないしは描かれ体験したものを勝手に物語と誤解する、という構造を持ったTRPGである。物語を見つけるためには、切り出すべき世界が必要であり、さらにどの場所を切り出せ…
■アクセスは増える一方だし、かっこわるいので、読んでくれる方が多いことにおびえるのは、今ここを最後に、やめておこう。読みたい人が読めばいいんだし、でも女の人はあまり読んでいないんだろうな*1、とか思いつつ。ちょっち残念。■まあ、TRPGを作ろうな…
■「…く、くだらねー(w」■と、エンドロールが終わった直後につぶやいてしまった僕は負け犬です。かんっぺきに制作者にしてやられちゃった。それは悪くない感じでした。そう。悪くないんだ。■…ま、まあ、原則的にはまず「狭い映画」です。基本的に水木しげる…
■シティライツをデザインするにあたって、こんなの作っちゃいました。つーかまあ、いっつもこういうの考えながら作ってるんですけどね。へんですね(w シティライツ・プロモーション ……… 新感覚街系TRPG第二弾 人間関係アドベンチャー 『シティライツ』…
*1■前から興味があったので、ちょっと機会を作れたのでやってみた。ちなみにプレイする前の「ダブルクロス」のイメージはこんな感じ。 現代ものらしい。 PCはみんな手からビーム(および類似品)*2が出るらしい。 「ラスボス」が常にいて「最強の手からビーム…
■ゲームマスターと呼ばれるプレイヤーが、セッションのためにやらなければならないことは実に多岐にわたる。まずシナリオを用意してこなければならないし、それを他のプレイヤーに描写して聞かせなければならないし、プレイヤーの行為に対してリアクションを…
■『夕凪の街桜の国』の話を書いて戦争の話を投げっぱなしにするのも、なんだかと思ったので軽くメモ書きしておく。その日付にどれほどのくだらない政治が流れていようが、終戦は記憶を巡らせる一つのヒントなのだろうから。もう過ぎちゃったけどね。■言うま…
■だんだんアクセスが増えてきた…。困ったなあ。まあいいか。皆様アクセスありがとうございます。月夜埜綺譚持っている方、遊んでください、プレイレポート見せてください、あなたのためならコンベンションでも開いて見せます、ってそういうはなしじゃないで…
■公式ページ( http://rose.zero.ad.jp/~zah63840/tsukuyono/ )にも書きましたが、月夜埜綺譚完売しました! 想定外の反響に、月夜埜綺譚Ver1.2あたりを作らなければならないのだろうかと悩む15の夜です。■しかし、あの狂気とも言われた156ページ。無謀といわ…
はじめての劇作―戯曲の書き方レッスン作者: デヴィッドカーター,David Carter,松田弘子出版社/メーカー: 日本劇作家協会発売日: 2003/04メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (2件) を見る■実は、この本を、この“物語やるTRPG論みたいなもの”…
■物語やるTRPGが他のストーリーメディアと違うところは、参加型の度合いが強いということである。それは主人公や様々な役柄を演じるプレイヤーキャラクターを操作すると言うことであり、同時にプレイヤーという立場でそれぞれの世界を俯瞰できる、ということ…
■前回「世界をどう切り出したらオモシロイか、それがほとんどルールである」というようなことを書いた。そのために世界とその切り出し方にはゲームデザインが必要なわけだが、そういった各論的話題の前にもっと大事なことがある。■その世界に愛はあるか? で…
■舌の根も乾かないうちにこんなの書いちゃった! やべー!
夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)作者: こうの史代出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2004/10/12メディア: コミック購入: 60人 クリック: 1,350回この商品を含むブログ (1129件) を見る■『こっちも書いておきます。読んでない人はこちらもどうぞ。名作…
長い道 (Action comics)作者: こうの史代出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2005/07/28メディア: コミック購入: 4人 クリック: 81回この商品を含むブログ (228件) を見る■こうの史代の新刊がでました。…こうの史代はすごい! 街系やるなら読んでおけ! はさて…
■コミケの原稿があるので、しばらく「TRPGみたいな」はおやすみ。反響がありすぎてちょっとおびえている、というのは内緒(w 最近、ブレカナとか魔獣の絆とかアルシャードとかもちゃんと買ってこないといかんのかな、と思う15の夜。■扶桑武侠傳に「シティラ…
■さてTRPGにおいて、いわゆる“背景世界”(以下、世界)と呼ばれているモノが、具体的なルールへの反映の有無にかかわらず、一種の暗然たるルールとして機能しているのはもはや常識である(…ですよね? ね?(笑))。本稿で扱っている物語やるTRPGにおける世界の…
■アンサーも兼ね、ある程度個人的な考えにもなってしまうのだが、プレイヤーキャラクターに課せられる葛藤は、動きが阻害されない範囲で、あればあるほどいいんじゃないかと思っている。もっとも葛藤をどういうふうに運用するかは、葛藤の質に依ってある程度…
■僕らが作った月夜埜綺譚の幸運なところは、テストプレイヤーに、シミュレーションゲーマーからTRPGに入った人からライノベしか知らない人まで、まあなんともいろんな人がいたことだった*1。結果、当初からおしなべてベテランゲーマーには評判よかった*2。■…
■おお。トラックバックをもらっている。これがトラックバックというモノか! テキストサイト全盛期*1にやってた相互リンクにちょっとのりが近いが、これをシステム的に補完するモノなのかな? じゃなくて。■せっかくなので、今回はちょっとアンサー気味に。 …
(やや追記を入れた)
■学生時代、漠然と楽しいからってシステムをデザインしていた頃*1、一番面白かったのは、人間が何でできているかを考えることだった*2。今でも楽しくなくもないけど、実のところ、TRPGをデザインする上ではこの思考は複数の意味で誤りである。まず、人間とキ…
■物語を物語たらしめるには制約がある、そしてそのことをうまいことシステムが代行していくことを考えると面白いかも、という趣旨で続いている当論考みたいな。システムをベースに探っている故に葛藤とリズムをやたら前面に押し出しているが、物語の制約はも…
1 今日は、自殺してしまったA子ちゃんという女の子と、その友達だったB子ちゃんという女の子の物語を紹介しましょう。 彼女はB子ちゃんをリーダーとするクラスの一団にいじめられ、追いつめられ、学校の屋上から飛び降り自殺を図りました。いじめなんかで死…