最近の買い物から

■いろいろいろいろ乱買積読してますが、ここ1ヶ月くらいのTRPG関係の書籍はというと、ルールだけ見ると「ダブルクロス2」「ガープスユエル」「無限のファンタジア・フロンティアライン」「エンゼルギア」ってとこですか。やりたい、という前に、ルール解析したい、って買ってる僕はダメ人間です。許してください。以下、寸評。

ダブルクロス
こないだやったので省略。

ガープス・ユエル

ガープス・ユエル

ガープスユエル
高校生の頃けっこうはまってサプリメントまでつくって、しかしガープスにふられた過去をもつ僕ですが、いまのガープスの展開ってどんな感じかしらーってんで買いました。ルールの基本ラインは昔とそんなに変わってないのね、という印象。HobbyBaseの最近のルールに慣れすぎたせいか、欠点とかをカードにしてくれたらもっとわかりやすいのにー、とか思った僕はめんどくさがりすぎですか。…相変わらず美しいルールなんだけど、僕の方向性からはほぼ真逆なんだよなあ。かつてはこの美しさに恋こがれたものだったのだけど、こういうのが楽しいってのもわかる気がするのだけど、遠い場所に来てしまいましたね、と勝手に感慨したり。

フロンティアライン
無限のファンタジアも買ったし、気になるルールなので。んー、もっと圧倒的なデータ量がほしかったかなあ(w でも一番の見所はルールサマリーのページかも。過不足なく3ページくらいでルールを完全に説明できてる。いや、ちょっと惚れました。なかなかに深みがあるし、いい意味で軽いやね。あとは、シナリオ記法の明確化と、ダンジョンとかのランダム生成表のもそっと実態に即した使用サマリーとかあるとよかったかな? 次で出るかな? ところで“無限のファンタジア・シック”っていう地味な装丁バージョン、誰か出しませんか?

エンゼルギア 天使大戦TRPG (ログインテーブルトークRPGシリーズ)

エンゼルギア 天使大戦TRPG (ログインテーブルトークRPGシリーズ)

エンゼルギア
買ったばっかりなのでまだ読破できてません。とりあえず物語やるTRPG郷土研究家(?)としては読んでおかなければならないかと。ルールセクションとゲームマスターセクションをざっと読んだ限りだと、んー天羅万象・零を読んでおいてよかったって感じかなあ(w けっこう怖い人業界では通じることなんだろうけど、ってことを、さらっと書いてあってついて行くのが大変でした。天羅と同じように、最終的に主人公が超人的な能力を発揮しないと勝負にならないのですが、その超人性はドラマでの活躍と様々に練り上げた関係によって生まれていく、という感じのシステムですかね。噂通り、ダーザインかなり面白げなルールです。ただ、どちらかといえば日常的な感情のやりとり、のなかに必要されることもある超人的な英雄性、というあたりがどーなっているのか、もそっとちゃんと読んでみます。…それにしてもミリタリー系のルールって久々に読んだけど、武器チャート(良くも悪くも)すごいっすね。

RPGamer。噂の芝村さんシステム入ってましたんで買った。…RPGamer読んでなかったんでよく把握してなかったんだが、「がぁあー! ぐぁあああ! 先こされたぁああああ!×13くらい」(としばらく暴れる。見苦しい…)、でした。アマチュアが叫ぶには本当に見苦しいことなので詳しくは書きません。つーかロータスシティ、遊ばないと。ま、ともあれこれで僕はまた一つルールを作らなくてよくなったわけだ(嬉  1年くらい待ってたらシティライツとかも作ってくれるかなあ(w 1年なら待ったほうが遊べる時期はやいしなあ。

■あと、どーも遊び方が違ったらしくて再起を図るかなーとか思っているダブルクロスのオフィシャルリプレイ「闇に降る雪」。あーまだ菊池たけしさんの文章って笑えるわ(w  ちょっと意外かも。…で、一言感想。「えー? ダブルクロスってこんなに難しいゲームなんですかぁ?」 ともあれちょっとシーン制というものがわかったような気がしました。あと、ロイスの使い方ももそっと。しかしここにいたるまでのコンセンサス作りをどーやってプリプレイで行うか、それからこのシナリオ記法でどーやってシナリオ作りをするか、とかのあたりがかなり難解ですねぇ。とくにノリを共有するのが大変そう。ここまでしなくていいのよ、っていう声もどこかから聞こえる気もしますが。まあもう一回くらいやってみよう。