ゴルフの話

■ゴルフ行ってきました。目指せ! ダブルスコア!(何かが倒れる音)*1

■…ふと、TRPGのプレイヤーでゴルフやっている人ってどのくらいいるんだろう(w とふと思った。建築業のたしなみなのでときおり誘われます。でもすんごい下手です。でも嫌いじゃないんです。もそっと金と時間があったらもっと練習するんだけどなあ(言い訳

TRPGや小説を作っているときにいつも恐れていることがあります。それは“車輪の再発明の楽しさ”です。TRPGのルールなんて作ってると、もういっぱいあるんです。何しろ狭くてまだまだ発達の余地のある世界だから、自分が何かを生み出すような気分になれる車輪の再発明なんていっぱいあるんです。これがじ・つ・に・楽しい。でも、それではどこにも行けないのですね。行けたとしても、すっごい回り道になって、間に合わなくなる。なににって? 死に、ですよ。…まあそんなわけで車輪の再発明をきゅうきゅうと恐れつつ、いろいろ読んでるわけなんだけど。

■今、ゴルフの超初心者の自分がいて、まあ近所にすっげーうまい人がいるので教わっているわけですが、身体が勝手に車輪の再発明をやって楽しさに酔いしれる、というヤヴァイ感じの気分によくなります。車輪の再発明って、肉体レベルでもこんなに快感なのね(w なんて思ったりもします。でもんなことやってると、全然タマが前に飛ばないのね(w 下手だから。だから気分がいまいちでもともかく言われたとおりにする。そしてたまに教わったとおりに身体が動いたときに、タマが綺麗な弾道で飛んでいくのを見ながら、必死扱いて、拾う。そしてその、向こうに、車輪の再発明じゃ味わえない快を探る。

■ゴルフは歴史のあるスポーツだから、やっぱりうまい人の中にはそういう歴史がたぶん刻まれているのです。それを遠回しに拾っていくことで、ちったぁうまくなれる部分もあります。たぶん。さてふりかえってみてTRPGの“向こう”にある歴史はどんなもんだろう、とか思ったりしながら、とくに結論はないのでした。

*1:言うまでもないことですが、ダブルスコアというのは規定の倍のスコアで終了することです。PARが4なら8。5なら10。3なら6。合計は144。