創作[ひとりごと]

作るのは楽しいけれど、それは所詮自分の中にある綺麗なもの探し、なんだろうなあと思うときもある。自分が嫌いな人間が、しかし自分を憎むだのと言うような根本的にゆがみを抱えた行為を行うある種の解消行為として、そして自分を嫌うような事実から目を背ける現実逃避として、そんなことをしているのだ。

と、自分にむち打ってみて、どこかにたどりつけるわけじゃない。本当の努力とは、そんな自分を変えていったり、そんな自分とうまく折り合いを見つけていって生きていくことだろうにね。

もののほんで、「創作によるコンプレックスの昇華」がその人の人間的成長を妨げる、というようなことが書いてあって、さもありなん、と思った次第。